燃堂力
【名前】
燃堂力 【紹介】
斉木のクラスメイトの不良。モヒカンと虎刈りと剃りこみが一体化したような黒と黄色の特徴的な髪形、左目の上に一本走る大きな傷跡、見事なまでに割れたケツアゴなど、凶悪極まりない面構えの大男。斉木の父・斉木國春と初対面の際に「…ド悪党じゃないか…」とドン引きされていた。
そのとんでもない見た目から女性には蛇蝎のごとく嫌われ、当然もてない(ただし髪型を変えた時はそれなりにもてていた)。外見は特撮番組「改造人間サイダーマン」の悪役・「コーラ男爵」をイメージしているらしい(実際、子供がコーラ男爵と間違えて泣いてしまったことも)。ちなみに顔も老けており、大人と勘違いされたこともある。
口癖は「お?」
名前の由来は念動力(サイコキネシス)から。 このように見た目は凶悪で、ガラの悪い言動もあって、周囲からは不良扱いされて嫌われ、距離を取られていた。
しかしその素顔は、自分が損してでも相手を優先し思いやれる優しさを持ち、情が厚く純粋で男気溢れる善人。悪事や不正行為など思いもつかないタイプである。
また友達思いで、不良に絡まれた斉木を体を張って助けたり、子供とはぐれた犬を真っ先に探しに行ったり、海で溺れた女性(しかもナンパした際に暴言と共に自分をフッた相手)を助けたりしている。
鳥束や高橋に比べると周りからの扱いはそこまで雑ではなく、むしろ斉木を通してとはいえ、あの照橋さんと会話が出来る程度には仲が良いのだから、実は勝ち組とも言える。連載が進むにつれ、クラスメートからも呆れられることはあっても、さほど嫌われなくなっていった。 ただし、途方もない馬鹿。「仮病」を「ケ病」なる病気だと勘違いしたり、「志望大学」を「死亡大学」(おまけに暗殺教室ネタも発言していた)という漢字表記だと思っていたりと、馬鹿エピソードは数知れず。思っていたことはすぐ口に出すため、斉木のテレパシーが間に合わないことがほとんど(斉木曰く「早押しクイズ並」)。斉木にとっては唯一心を読めない相手である。
また、歌唱力はジャイアンに匹敵すると思われる凄まじい音痴であり、クラスメイトからは「死神が具現化した」とまで言われた。空気が読めない発言も多く、照橋さんと夢原が作ったはいいが形が崩れてしまった斉木のバースデーケーキを見て「お?なんだこれ、うんこか?」などと発言する、海藤家に行った際に受験ストレスの影響でピリピリしている海藤の妹・空に静かにするよう注意されても騒ぎ続けるなど、そもそもメンタルが小学生レベルと思われる。 悪そうな見た目の割に喧嘩はとても弱く、本物の不良どころか一般人にぼこぼこにされるレベル(アニメ版ではこの設定は語られていない)。しかしながら運動神経は抜群で、「ドッジの燃ちゃん」なる異名を持ち、助っ人で出た草野球の試合で逆転ホームランをかっ飛ばし野球部から勧誘が来るほど。クラス内では灰呂とカチ合える数少ない人物でもあり、彼からは執拗にライバル視されている。また母親が夜も仕事に出ていることがあるので、頻繁に自炊をしているため料理も得意。
基本的に頭はあまり良くないが、才虎のスーツケースを空にして溺れている子供を助けようとするなど機転の効く面もある。 好物はラーメンで、斉木をしょっちゅう誘っており、斉木自身も面倒くさがりながらもたまに一緒に行くこともあるようだ。 また部屋にエロ本を隠していたり、服屋で照橋さんに露出度の高い服を着させることを企んだり等、鳥束や高橋程ではないがスケベな一面(羞恥心はあまりない)もある。好みのタイプは巨乳。他の生徒同様、照橋さんに「おっふ」しており、女性に対する感性は普通。
その割にはデートを「エッチする予行演習だろ?」と発言するなど、恋愛には滅茶苦茶疎い。 作中では良くも悪くもエピソードの引き金になることも多い。
例1:梨歩田依舞が斉木や照橋さんと絡むようになったのはそもそも燃堂が「照橋さんの方がかわいいじゃねーか」と依舞の前で発言したことがきっかけ。
例2:才虎の所有する船に乗ることになったのも燃堂が思わず「俺っちも乗りてえな~」と発言したことが発端(旅行そのものを企画したのは海藤と窪谷須)。 【声優】
小野大輔 【作品】
斉木楠雄のΨ難(第1期) 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=r5Lu-OB7Vj0 【更新日付】
2020/08/30 18:57:10