多宝丸
【名前】
多宝丸 【紹介】
主人公・百鬼丸の生き別れの弟であり、醍醐景光の嫡男。推定13歳だがかなり大人びている。
カニのような髪型をしている少年で、右目が不自由。 景光の帝王学を受け継いでおり、両親思いな好青年であるが、領民に対しては一かけらの良心も持っておらず、ばんもんを越えようとした人々を躊躇いなく殺害していた。
富樫領に入ってきた百鬼丸とどろろを敵国のスパイと勘違いし殺害するよう命じられるが、景光が百鬼丸の素性を知ると掌を返し招聘するように言ったことを訝しむ。何かと百鬼丸を気にかけるような素振りを見せる父の姿に、嫉妬を抱いていた様子。 やがて領民たち(どろろ含む)がばんもん越えを行おうとするとこれを全滅させるために兵士たちを率いて襲撃。脱走者たちを血祭りにあげ、どろろを射殺そうとするが寸前で百鬼丸に邪魔される。多宝丸は今度こそ決着をつけるべく、百鬼丸に決闘を挑む。 いざ刃を交えんと多宝丸が切りかかった瞬間、戦乱を長引かせていた張本人たる九尾の狐が「お前の父は景光であり、多宝丸は弟だ!!」と百鬼丸に吹き込んだ。その言葉に動揺しながらも、百鬼丸は反射的に多宝丸を斬り捨ててしまう。息も絶え絶えとなった多宝丸はそのまま地に倒れ、百鬼丸の腕の中で息を引き取った。 この出来事が起きる直前まで、景光は百鬼丸が我が子である真実を伏せたまま士官を勧めようとしたり、多宝丸と決闘を始めたと知った際には二人が実の兄弟である旨を部下に口走りながら血相を変えて止めようとするなどの意外な一面を見せたが、この一件以来、百鬼丸と景光の確執は決定的なものとなってしまう。 【声優】
千葉翔也 【作品】
どろろ(2019年) 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=z1fCKoA2fxw 【更新日付】
2020/08/31 02:04:18