戦国大名。江戸幕府の初代征夷大将軍。徳川家康が創始した将軍家とその一族を徳川家と呼ぶ。
天文11年(1543年)に、三河国(現・愛知県東部)の松平氏の一族・安祥松平家の第6代当主・松平広忠の嫡男として岡崎城で生まれる。幼名は竹千代。
6歳の時に今川家に人質に出されるも、戸田康光の裏切りで尾張の織田信秀に引き渡されて人質となり(莫大な金銭と引き換えであり、後年に家康は「売られた」と表現している)、若かりし織田信長と出会っていたという。2年後、父・広忠が横死。今川家が織田信広を捕虜にできたため、織田家と今川家の人質交換により今川家の人質となった。ただ、最近発見された新史料から「元々松平家は織田家に人質を送って臣従していたが、信広との人質交換で(既に松平家臣団は織田家から奪う形で支配下においていた)今川家が松平家を正式に支配下にした。裏切り云々は後の江戸幕府の影響で作られた話」とする異説もあるらしい。
今川家では個人的な虐めにはあったが、政務見習いとして教育され、厚遇されていたようである。実際に16歳の時に元服した時には、「松平元信」と、今川家の通字である「元」の字を与えられている(その後「元康」と改名)。さらに、今川義元の姪・瀬名姫(築山殿)と結婚しており、この時点では、今川家における将来の重臣候補であった。
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