日本を代表する推理作家の一人。名探偵明智小五郎・怪人二十面相の生みの親としても有名。「探偵小説」を象徴する存在。
1923年に『二銭銅貨』が雑誌「新青年」に掲載されデビュー。同作は、日本の推理小説界が翻訳期を脱し創作期に入る転換点となった。
その後、謎と論理を中心とする「本格」と怪奇と幻想の横溢した「変格」の両方に優れた作品を発表し、前後して登場した小酒井不木・甲賀三郎・横溝正史らと共に、探偵小説を独立した文学ジャンルに築き上げた。
また、大衆向け通俗長編や少年向けの少年探偵団シリーズで推理小説読者の裾野を広げた他、推理小説の評論、海外推理小説の紹介、新人推理作家の発掘、SF等の隣接分野への支援、日本推理作家協会の創立などにも尽力した。その広範かつ深甚な貢献、推理小説界における存在の絶大さから、しばしば「巨人」「大乱歩」とも称される。
現代においても、その作品は繰りかえし新たに出版されているほか、本人も怪奇幻想や異常心理の代名詞のように扱われることがある。また、その名を冠した江戸川乱歩賞は、推理作家を志す者の登竜門とされる。2016年には、著作権の保護期間が終了し、青空文庫(作品ページ)などでも作品の公開が始まった。
登場作品
文豪ストレイドッグス
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