日本では春から秋にかけて発生する、細長い翅と腹を持った昆虫。
分類上は蜻蛉目(せいれいもく、トンボ目、Odonata)という分類群をなす。
一説には「飛ぶ棒」がなまったものが、その名の由来といわれている。
その愛嬌のある見た目に反し、小型の虫を捕食する肉食昆虫でもある。
非常に高い飛行能力を有しており、二対の翅を器用に操作することで、数秒以上も同じ点でほぼ完全な停止飛行(ホバリング)ができる。これはヘリコプターでさえ未だ不可能とされるレベルの能力であり、トンボの飛行能力の高さを表す生態とされている。その速度もオニヤンマで時速70kmという自動車並みの高速を叩きだし、ギンヤンマに至っては時速100㎞にも及ぶ飛行性昆虫の中ではトップクラスの飛翔能力を有する。
また複眼も大きく発達しており、270度という広大な視野を確保している。しかしさほど視力が良いわけではないらしい。
一方、翅は非常に薄く破れやすいうえに脚が短いため、翅の損傷が移動手段の喪失となり、そのまま命の危機に直結する(ただし、1枚喪失しただけなら致命的な飛行力低下にはならない)。
また首も割ともげやすく、子供がトンボの目を回して捕まえようとしたら、目を回し過ぎて首だけもげてそのまま飛んで行ったなどという話がある。
幼虫は水生で『ヤゴ』と呼ばれており、こちらも肉食。
登場作品
魔女の宅急便
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