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モロクとは

モロクの名はヘブライ語で“王(mlk,מלך)”という意味の言葉で、本来は“バアル(主)”のように特定の神を示す言葉ではないが、アモン人に信仰された神と言われる。その儀式では人身供犠、王権を持つ者の初子(長子)を贄に捧げる行為が伴い、エルサレム近郊のゲヘナ(ヒンノムの谷)、トペテで行われたとされるその儀式では、太鼓等の楽器が打ち鳴らされる中で子供が炎の中に投げ込まれ、生贄の叫び声はその騒音でかき消されたといわれる。

「旧約聖書」では憎むべき異教神として何度も言及され、
・自分の子をモロク神に捧げる者は、必ず死刑に処される 『レビ記』第20章
・王(ヨシュア)はヒンノムの谷にあるトペテを汚し、誰もモロクの為に自分の息子、娘に火の中を通らせることのないようにした 『烈王記 下』第23章
というように、モロク神に関わる事物を弾圧する文や、
・(ソロモン王は)アモン人の憎むべき神モロクの為にも東の山に聖なる高台を築いた。 『列王紀 上』第11章
・(淫らな男女に対して)お前は油を携えてモロク神の下に足を運び多くの香料を捧げた。 『イザヤ書』第57章
など、モロクにまつわるものをユダヤの神に対する背信、許されざる行為としている。
以上の記述から、イスラエル人からモロクは徹底的に忌み嫌われた邪神であり、モロクの祭儀を行ったゲヘナ(Gehennna)と霊地トペテ(Tophet)はいずれも地獄と同義の言葉として扱われている。

登場作品
よんでますよ、アザゼルさん。(第1期)
声優
玄田哲章
更新日付
2020/08/31
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更新日 2020/08/31