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クェス・パラヤ
キャラクター · GUNDAM EVOLVE PLUS(第1期)

クェス・パラヤ

CV川村万梨阿

クェス・パラヤとは

地球連邦政府の参謀次官アデナウアー・パラヤの娘。
髪型は左右で長さの異なるツインテール。

ニュータイプの資質を持ち、劇中では敵味方の陣営を転々とする。
感受性が強く、他人の心情を敏感に読み取ったり、鋭い直感力を持つ一方で、情緒不安定で感情の起伏が激しく、自分勝手な行動をとってしまったり、思ったことを包み隠さず口にしてしまったりするような面もある。
劇中ではハサウェイ・ノア、ギュネイ・ガスの2人から好意を寄せられるものの、愛のない家庭で育ったことで父性に飢える甘えたがりのファザコン気質であったため、同年代の少年との恋愛には興味をもたなかった。代わりにアムロ・レイやシャア・アズナブルに年上男性らしい包容力を求め、そのため彼らのパートナーであるチェーン・アギやナナイ・ミゲルには激しい嫉妬を向けていた。
地球生まれの地球育ちだが、誰もがニュータイプになれれば人は分かり合えるという考えを持ち、かつては家出をしてインドでニュータイプになるための修行をしていた経験を持つ。

第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃に父と共に宇宙へと上がり、相席したハサウェイと知り合うが、この際に自分たちの搭乗するシャトルが、落下中の5thルナとニアミスすることを予知している。
宇宙ではロンド・ベルに身を寄せて、ニュータイプであるアムロやMSの操縦について興味を持つが、次第に自分が周囲から冷遇されていると感じるようになり、チェーンとアムロの関係を察した際には彼女と衝突し、自分はアムロの傍にはいられないと感じるようになる。その後、サイド1のコロニー・ロンデニオンでシャアと出会い、アムロとシャアが格闘するのを目撃したクェスは、シャアの味方をして彼を助け、彼の誘いに応じてネオ・ジオン側へと身を寄せた。
クェスはシャアが掲げる思想や自分と同じような孤独感に共感し、同時に彼に対する独占欲を抱く。

しかし、シャア自身はクェスのことを持て余していき、優しく振る舞いつつも(にこやかなクェスに対してシャアは険しい表情の場合が少なからずあったが)、彼女を戦争の道具として扱うだけであった。
これはシャアがクェスに「ララァの代用品」としての役割(=理想的な「母性ある年下の少女」)を期待していたのに対し、彼女自身も「子供嫌い」を自称する割にはまだ精神の幼く不安定な「ただの13歳の子ども」でしかなく、逆にシャアに父性を求める彼女を無意識に疎ましく感じるようになったためであった。
また、思ったことをストレートに言ってしまう性格が災いし、シャアを振り向かせるために「自分がララァに成り代わる」と無神経に明言してしまったことが不幸にもシャアのトラウマを穿り返す結果となり、人として嫌われてしまったことも原因の一つと思われる。
このことはクェスに恋心を寄せるギュネイの反発を招くが、クェス自身は、自分がシャアからそのように扱われていることには気がつかなかった。

ニュータイプ研究所で訓練を受けたクェスはファンネルを使いこなすなど非凡な才能を見せ、ヤクト・ドーガやα・アジールの性能を発揮していく。だが、初陣となるルナツーでは、自らが攻撃した巡洋艦のブリッジに父がいたことに気付かないまま父親を手にかけることになり、それを期に感情のバランスを失っていく。
地球がなくなれば人は誰もがニュータイプとなって分かり合えるというシャアの思想を信じ、連邦軍を相手に戦い続けるが、最終的には戦場で彼女を慕うハサウェイと再会し、彼の身を挺した説得を受けるもそれを拒み、彼女の存在を危険と感じたチェーンの攻撃を受けてα・アジールもろとも撃墜され、戦死した。
クェスが死の間際にとった行動は、チェーンからの攻撃にハサウェイを巻き込むまいと遠ざけ、彼を助けようとするものであった。

クェスが求め続けていた父親を得られなかったことは、映画の終盤における、アムロとシャアの最期の会話でも触れられることになる。
アムロはクェスが何を求めているかを理解した上で、自分には荷が重いと彼女の父親代わりを避けていたのに対して、シャアはそもそもそれを理解できておらず、アムロから指摘されて初めて自分の所業を自覚する有様であった。

クェスにとって悲劇だったのは、自分を受け入れ、正しく指導してくれる良い大人に巡り合うことができなかったことだろう。
「大人達に手を差し伸べて貰えなかった子ども(若者)が、思い違いと行き違いの連鎖の末に悲惨な末路を遂げる」という、クェスとハサウェイの一連の悲劇は『逆シャア』における主要なストーリーラインの一つとなっており、「ニュータイプになっても人間が幸福になれるとは限らない」という本作のテーマの一つを象徴するものでもあった。

初期設定ではクェスは「クェス・エア」という名前であった。本編劇中でもネオ・ジオンにおいて彼女が地球連邦政府高官の娘であることを隠すために、この名を偽名として用いる場面がある。
因みに彼女の搭乗機のプラモデルにも「クェス・パラヤ専用機」「クェス・エア専用機」両方の記載が混在する。

登場作品
GUNDAM EVOLVE PLUS(第1期)
声優
川村万梨阿
更新日付
2020/08/30
登場作品 GUNDAM EVOLVE PLUS(第1期) -全5話 · サンライズ ★ - · サンライズ 配信サービス 2020年8月20日時点2020/8/20時点PR この時点の登録情報では、配信サービスの情報がありません。 作品ページで配信情報を見る ›

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更新日 2020/08/30