Anipedia(アニペディア) > キャラクター > 兵藤和尊
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兵藤和尊

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【名前】 兵藤和尊 【紹介】 CV:津嘉山正種 「帝愛グループ」の総帥である老人。部下からは「会長」と呼ばれている。カイジ最大の宿敵。 莫大な資産と鉄壁の運用管理術を誇りながらも、まだまだ足りないと世界中の金をかき集め帝愛による「王国」を築こうとする金の亡者。 この「王国」というのは比喩ではなくそのままの意味。地下チンチロ編でカイジが落とされた地下の強制労働施設とは他ならぬこの「王国」の建設現場である。現在は未完成だが、出来上がった暁には核シェルターとしての機能を備えた生活スペースとなり、例え地上で核戦争が起ころうが兵藤とその関係者を生き延びさせることができる、と兵藤は語っている。 嗜虐癖を持つサディストでもあり、人が苦しむ姿を見る事と、常軌を逸したギャンブルを何よりの愉悦としており、暴利によって弱者から搾取し、博奕で負けた者や借金を返せない者、失態を演じた部下に「器官破壊」「指切断」「焼き土下座」「地下強制労働」といった残酷な懲罰を強制し、命を奪うことすら全くためらわない。 前述の王国も、要は兵藤を初めとする選ばれた人間だけが生き延びればよく、他の者は死のうが苦しもうが関係なし、むしろ彼らが死んだり苦しんだりする姿を絶対安全なところから観察するのが心地いいという兵藤のスタンスを反映したものと言えよう。 残虐非道かつ醜悪な狂人で、カイジにとっては最も忌むべき相手だが、自らを「王」と称するだけあり単純に「強運の持ち主」というだけには留まらず、あらゆる面において常人を遥かに凌駕する力を持つ。また、世の中の真理を突いた発言も多く、勝負事となると何処かフェアな一面も持ち合わせる。 「以前は困っている人間を見捨てられず助けようと金を貸していたが、幾度も裏切られてきた」とも語っているため、人生の辛酸を舐め続けた結果こういう人格に行き着いたのかもしれない。 初登場は「希望の船」でのラストにシルエット。名前は『賭博黙示録カイジ』13巻で判明。「絶望の城」編での最終局面、「ティッシュ箱くじ引き」でカイジと直接対決をする。以後のストーリーでも兵藤と帝愛の存在はカイジの運命に立ちはだかり続ける。息子に兵藤和也がいる。 このように原作では鬼、悪魔、狂人という言葉がこの上なく似合う人物なのだが、スピンオフ作品『中間管理録トネガワ』では夜に行われた会議中に眠ってしまい、モノローグで「おじいちゃん」扱いされた上に「ククク・・・・・・もう食べられぬっ・・!!」とベタすぎる寝言が出るなど、笑えてしまう描写が多い。 ワン・ポーカー編の和也の回想でこれまで謎に包まれた家族について判明したところによるとソフィーなる女性が妻でその間に二人の息子(和貴・和也)をもうけていた事が判明。この頃の兵藤は、息子の危機を見落とした部下に対して「あれでは気づきようがない」と寛容さを見せたり、息子が遊んでいた黒ひげ危機一髪を見て「樽に入った人間を剣で突き刺すこんな玩具を子供に与えていいのか…?」と内心思うなど、現在に比べると柔和な描写が見られる。 こういった過去エピやスピンオフでの姿は本編の振る舞いとギャップがあるが、仮に上記にある「人に裏切られ続けてきた」過去が事実であるながら、人好しの上にどこかうっかりした天然な性格こそ、本来の彼の姿であるのかもしれない。最も、現在の彼からはその優しさは伺い知れないが…。 【声優】 津嘉山正種 【作品】 中間管理録トネガワ 【Youtube動画】 https://www.youtube.com/watch?v=aVXzQZLGGSo 【更新日付】 2020/08/30 23:56:27
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