Anipedia(アニペディア) > キャラクター > カミーユ・ビダン
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カミーユ・ビダン

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【名前】 カミーユ・ビダン 【紹介】 『機動戦士Ζガンダム』の主人公にして、エゥーゴ所属のモビルスーツパイロット。 その続編に当たる『機動戦士ガンダムΖΖ』にも出番は少ないながら重要な役どころで登場する。 エゥーゴから何度か正式な軍人になるよう勧誘されたが、軍人になりたくないというカミーユ本人の意思により、中尉待遇の民間協力者となっている。上司にあたる人物はクワトロ・バジーナ大尉。 類稀な天性のニュータイプであり、公式設定ではカミーユは宇宙世紀に生を受けたニュータイプの中でも、最高のニュータイプ能力の持ち主であると評されている。 特に総監督である富野由悠季は「学習ができ、本当の意味でのニュータイプとなれたカミーユと比べれば、ニュータイプの代表例であるアムロでさえも、学習がないためオールドタイプとして死んでいくしかない」と評価している。 もっとも、その高いニュータイプ能力と自身の繊細な性格ゆえに精神的に追い詰められていくわけだが…。 サイド7グリーンノア2に住む高校生。コロニー育ちだが生まれは地球のニューシート(新座市)。 連邦軍の技術士官であった父フランクリン・ビダンと、母ヒルダ・ビダンの家庭を顧みない仕事一辺倒な姿勢に孤独を覚え、更に若い女性との不倫に耽る父と、そんな父の振る舞いに気付かぬ振りをして仕事に没頭する母のそれぞれに強い不満を抱いていた。 加えて、自分の女性的な名前に強いコンプレックスを抱いており、前述の家庭環境と合わさって非常に繊細で感情の起伏が激しい性格を形成していった。 富野監督が執筆した小説版機動戦士Ζガンダムでは容姿も中性的という描写がされており、幼馴染のファ・ユイリィと共に行動しているところを男のクラスメイトから「よう、エス!」(昔のレズビアンの隠語)と冷やかされていたり、端正な外見と成績優秀ながらも教師へ反発的な態度を取る姿から『石の少女』というあだ名を付けられていた。ジェリドから「美しい少年」と評されたことに憤慨する場面もある。 そのような身の上もあってか空手や一人用飛行機であるホモアビスやジュニア・モビルスーツなど『男性的』な趣味に走っており、特にジュニア・モビルスーツに関しては大会で優勝する程の腕前を見せている。 性格は良くも悪くも繊細で目上の大人に正しい行いを求める潔癖症。怒りの沸点が低い激情家であり、感受性が強い理屈屋でもある。一言でいえば、気難しい思春期の子供そのもの。しかし戦争に身を置きながらも人の死を非常に嫌っており、戦いで死んでいった多くの敵兵の死を密かに弔っていたり親子の死体を寄り添わせてあげるといった優しさも併せ持っている。 私情に任せて動く事も多く、ティターンズに身柄を拘束された時に自分を殴りつけたMPに対し強奪したガンダムMk-Ⅱのバルカンで威嚇するという過剰な行動を取ったり、更にあくまでも自分の正体を明かそうとしないクワトロの逃げ隠れするような姿勢に苛立ちを覚え、「修正」と称して殴りかかった事もある(逆にウォン・リーに自分の身勝手さを指摘され修正された事もある)。 ブライト・ノア、エマ・シーン、アムロ・レイらとの出会いを経てその傾向は丸みを帯びていき、フォウ・ムラサメ、ロザミア・バダムなどティターンズの強化人間との邂逅は彼を精神的に成長させ、ティターンズと戦う戦士として鍛えあげていったが、本来の人の死を嫌う繊細さと死者の念を強く感じ取るニュータイプ能力の板挟みに合い、親しい人達の死に直面し続ける状況に徐々に精神をすり減らしていくことになる。 モビルスーツパイロットとしては訓練もせずにガンダムMk-Ⅱを動かし、戦いに参加して間もない内に歴戦の兵士であるライラ・ミラ・ライラを撃墜した事からアムロ・レイの再来と称されるだけの潜在能力を有している(ただし本人はアムロと重ねられるのを疎ましく思っていた)。 【声優】 飛田展男 【作品】 GUNDAM EVOLVE PLUS(第1期) 【Youtube動画】 【更新日付】 2020/08/30 13:40:22
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