ドモン・カッシュ
【名前】
ドモン・カッシュ 【紹介】
ネオジャパンコロニー出身のガンダムファイター。
コロニー格闘技の覇者たる証キング・オブ・ハートの紋章を右手に持つ。 10歳で家を出奔した後に流派東方不敗を創始した拳法家・東方不敗マスターアジアに弟子入りし、10年間の修行を積む。その結果達人の域に到達した生身での戦闘力は歴代ガンダム主人公の中で最強を誇り、第1話後半からして機関銃で十字砲火を浴びようが銃弾を全て素手で受け止め、後の話でも刀を一振りしただけで三体のモビルスーツを撃破し、更にはデビルガンダムの一部であるガンダムヘッドを最終奥義石破天驚拳でぶっ飛ばす等、およそ人間とは思えない事をやらかしている。 作品を知らない人にはゲームの印象から「やってやるぜ」系の熱血主人公と勘違いされがちだが、普段は口数が少なくぶっきらぼうな性格。戦いになるとやかましくなるのは周知の通り。
その長い修業生活のせいか人間関係についての経験は乏しいようで、好意の表現がツンデレ的で素直でなかったり、あまり人を疑わない純朴さが見られる。(そのせいでサイ・サイシーにいいように誘導されて酷い目にあったり、師匠に騙されたり、軍に騙されて利用されたり…)
シャイニングガンダムの仕様もあって「キレやすい」というイメージも持たれがちであるが、実際は師匠に騙されてもいきなりは怒らず何か理由があるはずだと説得を試みるほどお人好し。
つまり、彼が本気でキレた時は余程の一線を越えたきっかけがあるということである。 アニメのガンダム主人公としては希少な成人男性(TVシリーズでは唯一の物語当初からの成人)であるが、メンタル的には少年的、未成熟な部分も多い。フィジカル的には2000倍の重力に耐える、モビルファイターの攻撃を生身で受け止める事が出来るほど、それこそ眼前でモビルスーツを自爆させても五体満足で死ななかったヒイロ・ユイより頑強にも関わらず、若さゆえの懊悩については時には成人らしくないほど苦しみ、周囲の助けを要した。 ネオジャパン屈指の科学者である父ライゾウ・カッシュや、兄のキョウジ・カッシュに囲まれたインテリ家庭のおぼっちゃんだが、こうした環境に馴染めず家出した家出息子。
シャトルの密航を見つかった際、東方不敗に保護され、その内弟子として武術を学ぶ。
その後、師匠である東方不敗が行方をくらませた為、仕方無しに実家に帰ってきたら、母は殺され父は冷凍刑、兄はデビルガンダム持ち逃げ犯になっており、父を救うため、兄を追うため、第13回ガンダムファイトのネオジャパン代表ガンダムファイターとして戦うことを余儀なくされる。
序盤は「この男を知っているか!?」とキョウジの写真を突きつけるのが定番だった。
こうした境遇からメンタルがささくれだっており、非常に気難しくとっつきずらい人物に見えるが、根は優しく善良である。不器用。 普段の粗暴で直情的な言動から脳筋バカと誤解されがちだが、自分で兵法を思いついたり、とっさの判断で攻撃のバリエーションを増やす頭脳プレーを発揮するなど、そこまで馬鹿ではない。しかし時にめちゃくちゃ理論を出す事があり、チボデーとのファイトにて「お前が10発のパンチを出すなら、俺は10体のガンダムで受け止める!」と言う小学生でも思いつかない事までやらかしてしまう。好意的にとればそれをやってのけるだけの実力があるということだが。 ガンダムの整備は専属スタッフである幼なじみのレイン・ミカムラ任せ。
よくガンダムを壊すことを怒られる。
ただメカに弱いわけではなく、ファイト中にレインの指示で整備を行ったり、ボートを運転するなど、一通りの事は出来る。
世界中のファイターを敵に回して戦わねばならず、ネオジャパン軍にすら利用されているドモンにとって、レインは数少ない心許せる相手であり、時に喧嘩やすれ違いをしてしまう事もあるが、それだけ心を開いていると言える。 なお、彼にキング・オブ・ハートが伝授されたのは先代キング・オブ・ハートであるマスター・アジア側の都合や問題もあったようで、当初は流派東方不敗の奥義を極めるに至っていない等、やや未熟な部分もある。 【声優】
関智一 【作品】
GUNDAM EVOLVE PLUS(第1期) 【Youtube動画】
– 【更新日付】
2020/08/30 13:40:45