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string(1700) "サンスクリット語ではマンジュシュリーという。
漢訳仏典では妙吉祥菩薩、文殊師利法王子などと表記される。
前者は意味を訳したもの、後者は読みを漢字で再現したものである。 「三人寄れば文殊の知恵」のことわざにあるように智慧の菩薩として知られる。ただ学業などの知識の分野は虚空蔵菩薩の領分であり、文殊菩薩は“苦境を脱する閃きと判断力”を授ける役割を担っている。
わかりやすく砕いて言うなら、虚空蔵は雑学・文殊はパズルにそれぞれ強いのだ。 『文殊師利般涅槃経』において祇園精舎のあった舎衛国の多羅聚落の梵徳というバラモン家系の出身という現実的な出自を与えられ、大乗仏典の編纂に関わったという伝承も存在する。
こうした具体性のある位置付けのためか、他の菩薩衆と異なり、モデルとなった人物がいたかもしれないと言われている。 道元が中国で学んでいた時の記録『宝慶記』によると小乗経は阿難(アナンダ)が
大乗経は文殊菩薩が結集を行った、とある。このほか文殊菩薩が大乗仏典の結集に参加したとする文献としては『大智度論』(般若経典の一つ『大品般若経』の注釈書)などがある。日本においても『教時諍』(天台宗の僧・安然の著作)や『浄土法門源流章』(華厳宗の僧・凝然の著作)がこの伝承をとりあげている。文殊菩薩のほか弥勒菩薩も大乗の結集に参加した菩薩として挙げられる。"
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文殊菩薩
【名前】
文殊菩薩 【紹介】
サンスクリット語ではマンジュシュリーという。
漢訳仏典では妙吉祥菩薩、文殊師利法王子などと表記される。
前者は意味を訳したもの、後者は読みを漢字で再現したものである。 「三人寄れば文殊の知恵」のことわざにあるように智慧の菩薩として知られる。ただ学業などの知識の分野は虚空蔵菩薩の領分であり、文殊菩薩は“苦境を脱する閃きと判断力”を授ける役割を担っている。
わかりやすく砕いて言うなら、虚空蔵は雑学・文殊はパズルにそれぞれ強いのだ。 『文殊師利般涅槃経』において祇園精舎のあった舎衛国の多羅聚落の梵徳というバラモン家系の出身という現実的な出自を与えられ、大乗仏典の編纂に関わったという伝承も存在する。
こうした具体性のある位置付けのためか、他の菩薩衆と異なり、モデルとなった人物がいたかもしれないと言われている。 道元が中国で学んでいた時の記録『宝慶記』によると小乗経は阿難(アナンダ)が
大乗経は文殊菩薩が結集を行った、とある。このほか文殊菩薩が大乗仏典の結集に参加したとする文献としては『大智度論』(般若経典の一つ『大品般若経』の注釈書)などがある。日本においても『教時諍』(天台宗の僧・安然の著作)や『浄土法門源流章』(華厳宗の僧・凝然の著作)がこの伝承をとりあげている。文殊菩薩のほか弥勒菩薩も大乗の結集に参加した菩薩として挙げられる。 【声優】
木島隆一 【作品】
なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA- 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=pRk1MCxDuc0 【更新日付】
2020/08/31 02:24:04