array(1) {
[0]=>
array(9) {
["id"]=>
string(5) "15930"
["name"]=>
string(15) "アタランテ"
["img"]=>
string(13) "15930_img.jpg"
["desc_txt"]=>
string(4300) "ギリシャ神話史上最速の異名を持つ女戦士。
といってもアマゾネス出身ではないため胸は普通にある。 父のアイアソスは男児が欲しかったため、子供が女と知ると山に捨ててしまった。かわいそうに思った月と狩猟の女神アルテミスは、牝熊を遣わして彼女に母乳を与え、彼女を生きながらえさせた。その後アタランテは狩人に拾われ、アルテミス神を信仰して弓を修練し体を鍛えた。 その後アタランテはアルゴナウタイの冒険にも唯一の女性メンバーとして参加、更に帰り着いた後にはテセウスの父親と相撲を取って勝つなどといった女子力(物理)っぷりを発揮する。 やがて彼女の名声を聞きつけた王から、アルテミスの神罰によって送り込まれた「カリュドーンの猪退治を依頼され、諸国の英雄たちと共に狩りに参加する。アタランテはこれによって最初に猪に傷をつけたということで、主催者の息子で、剛勇無双で知られた槍投げが得意な英雄メレアグロス(注:既婚者)はプレゼントとして彼自身が止めを刺した猪の毛皮を彼女に送った。メレアグロスはアタランテの美貌に骨抜きになっていたのだ。これに怒った親戚を逆切れして殺してしまったメレアグロスは天罰が下って死に至る。自身もメレアグロスに恋心を寄せていたアタランテは衝撃を受け、結婚しないことを誓った。 やがてアルゴナウタイでの冒険や猪退治などでアタランテは「武勇轟く美貌の狩人」として名をはせ、男たちはこぞって彼女に求婚した。 処女神としての一面も持つアルテミスの信者であるアタランテは上記のメレアグロスの死もあってか乗り気になれず、「結婚したいなら命かけてアタシと競走しな。負けたら容赦なく殺す。かわいそうだからハンデはやるよ(意訳)」と無茶ぶりを行う。走力に自信のある野郎どもはまさか女に負けるわけがあるまいと余裕ぶっこいて走り出したが、アタランテはすぐさまそれを追い抜いてしまう。実はアタランテは人間の中で最も足が速いとまで言われたスプリンターだったのだ。かくてバカな男たちはレースが終わるや否や彼女に弓矢で射殺されていった。 しかし、世の中には諦めの悪い男がいたようだ。ヒッポメネスという青年は当初「たかが女一人のために命を賭けるなど馬鹿な男たちもいるものだ」と嘯いていたが、アタランテの美貌を一目見るなり前言撤回、自身が恋の虜になってしまう。まともに競走しても勝ち目がないことを承知していた彼は、美の女神アフロディーテに「お願いだから勝たせてください」と頼み込んだ。
願いを聞き入れたアフロディーテはヒッポメネスに3つの黄金の林檎を手渡し、「追い抜かれそうになったらこれを後ろに投げなさい」と言った。試合当日、ヒッポメネスは先に走りだし、アタランテに追い抜かれそうになる度に林檎を放り投げた。アタランテはそれに気を取られて集中できず、すんでのところでヒッポメネスは先にゴールした(アタランテ自身もヒッポメネスに心動かされていたので、手加減してあげようという迷いもあった)。かくて二人は結ばれたのである。 結婚後の彼女については語られていないが、ギリシア・ローマ神話の登場人物たちが様々なもの(動物、植物、鉱物、更には星座や神など)に変身してゆくエピソードを集めた「変身物語」では、二人がキュベレーの神域で性行為を行なったため、怒ったキュベレー神によりヒッポメネス共々ライオンに姿を変えられた(古代ギリシャでは、ライオンは雌雄が直に番わず豹を介して番うと信じられていた。)とするなどの話もある。"
["contents_id"]=>
string(4) "1296"
["actor_id"]=>
string(4) "1998"
["youtube_url"]=>
string(43) "https://www.youtube.com/watch?v=qehsM45UR7I"
["date"]=>
string(19) "2020/08/31 06:00:12"
["deleted_flg"]=>
string(1) "0"
}
}
アタランテ
【名前】
アタランテ 【紹介】
ギリシャ神話史上最速の異名を持つ女戦士。
といってもアマゾネス出身ではないため胸は普通にある。 父のアイアソスは男児が欲しかったため、子供が女と知ると山に捨ててしまった。かわいそうに思った月と狩猟の女神アルテミスは、牝熊を遣わして彼女に母乳を与え、彼女を生きながらえさせた。その後アタランテは狩人に拾われ、アルテミス神を信仰して弓を修練し体を鍛えた。 その後アタランテはアルゴナウタイの冒険にも唯一の女性メンバーとして参加、更に帰り着いた後にはテセウスの父親と相撲を取って勝つなどといった女子力(物理)っぷりを発揮する。 やがて彼女の名声を聞きつけた王から、アルテミスの神罰によって送り込まれた「カリュドーンの猪退治を依頼され、諸国の英雄たちと共に狩りに参加する。アタランテはこれによって最初に猪に傷をつけたということで、主催者の息子で、剛勇無双で知られた槍投げが得意な英雄メレアグロス(注:既婚者)はプレゼントとして彼自身が止めを刺した猪の毛皮を彼女に送った。メレアグロスはアタランテの美貌に骨抜きになっていたのだ。これに怒った親戚を逆切れして殺してしまったメレアグロスは天罰が下って死に至る。自身もメレアグロスに恋心を寄せていたアタランテは衝撃を受け、結婚しないことを誓った。 やがてアルゴナウタイでの冒険や猪退治などでアタランテは「武勇轟く美貌の狩人」として名をはせ、男たちはこぞって彼女に求婚した。 処女神としての一面も持つアルテミスの信者であるアタランテは上記のメレアグロスの死もあってか乗り気になれず、「結婚したいなら命かけてアタシと競走しな。負けたら容赦なく殺す。かわいそうだからハンデはやるよ(意訳)」と無茶ぶりを行う。走力に自信のある野郎どもはまさか女に負けるわけがあるまいと余裕ぶっこいて走り出したが、アタランテはすぐさまそれを追い抜いてしまう。実はアタランテは人間の中で最も足が速いとまで言われたスプリンターだったのだ。かくてバカな男たちはレースが終わるや否や彼女に弓矢で射殺されていった。 しかし、世の中には諦めの悪い男がいたようだ。ヒッポメネスという青年は当初「たかが女一人のために命を賭けるなど馬鹿な男たちもいるものだ」と嘯いていたが、アタランテの美貌を一目見るなり前言撤回、自身が恋の虜になってしまう。まともに競走しても勝ち目がないことを承知していた彼は、美の女神アフロディーテに「お願いだから勝たせてください」と頼み込んだ。
願いを聞き入れたアフロディーテはヒッポメネスに3つの黄金の林檎を手渡し、「追い抜かれそうになったらこれを後ろに投げなさい」と言った。試合当日、ヒッポメネスは先に走りだし、アタランテに追い抜かれそうになる度に林檎を放り投げた。アタランテはそれに気を取られて集中できず、すんでのところでヒッポメネスは先にゴールした(アタランテ自身もヒッポメネスに心動かされていたので、手加減してあげようという迷いもあった)。かくて二人は結ばれたのである。 結婚後の彼女については語られていないが、ギリシア・ローマ神話の登場人物たちが様々なもの(動物、植物、鉱物、更には星座や神など)に変身してゆくエピソードを集めた「変身物語」では、二人がキュベレーの神域で性行為を行なったため、怒ったキュベレー神によりヒッポメネス共々ライオンに姿を変えられた(古代ギリシャでは、ライオンは雌雄が直に番わず豹を介して番うと信じられていた。)とするなどの話もある。 【声優】
早見沙織 【作品】
Fate/Apocrypha 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=qehsM45UR7I 【更新日付】
2020/08/31 06:00:12