生志摩妄
【名前】
生志摩妄 【紹介】
百花王学園高等部2年。生徒会役員であり、美化委員長を務める女子生徒。
左目の眼帯や多数のピアスに両腕の包帯、そして本物な拳銃を所持するなど、学園の規律と風紀を正す美化委員の長とは全く思えない人物。
生死を賭けたリスクとスリルに快感を覚える危険人物で、下手をすれば自分が死ぬようなルールを平気で設けるという、奇人・変人が非常に多い本作の登場人物の中でも、あらゆる意味でトップクラスなマズい女子。 かつて桃喰綺羅莉とのギャンブルに敗北して3億円の損失を被った際、手持ちな金がなかったため、左目を3億円で買い取ると言い出した綺羅莉の前で自ら抉り出し、差し出した。それ以来、強い相手に征服されたい、負けたいと言う形で自分が傷つくことを望み、死ぬことすら厭わないという異常な自虐欲求を抱くようになった。
生徒会役員に興味が元々全くなかったが、「生徒会に入れば、いずれ殺してあげるわよ!」という綺羅莉の条件を呑んだ形で生徒会に入り、今現在に至っている。 「家畜」となった蛇喰夢子を手籠めにしようとした木渡潤にロシアンルーレットの勝負を持ち掛けた際の彼女の異常な狂気に、木渡たち三人は怖気付き性的な意味ですっかり萎えきってしまい、その場を逃げるように立ち去り、結果的に追い返したことで夢子に感謝され、逆に彼女も夢子に興味を抱くようになる。
木渡を筆頭とする男子たちは、自虐願望を孕む彼女を女子としては勿論人間としても全くまともに扱っていない。だが、彼女自身はそのことを全く気にも留めず、悪びれもしないし悔い改めようという気も全くない様子である。
後日、夢子(と鈴井涼太)を地下の取調室に拉致し、夢子を相手にカードゲームとロシアンルーレットの複合ゲームであるESPゲームを行った。 本来は頭の回転が速く、鋭い洞察力を持つ人物であり、生徒会役員として学内トップクラスの卓越したギャンブルの腕前を持つのだが、自分の快楽を最優先してしまう性質であるが故に、ゲームにわざと負けようとしたりルールを無視したりする為、ギャンブルそのものに快楽を見出す夢子にとって「あなたは最も嫌いなタイプの人間です!」であり、彼女からは「あなたはギャンブルを楽しんでいるのではない。タダな死にたがりですね!」と嫌悪されている。
だが、当の妄は夢子に真意を全て見抜かれた上で敗北した事で夢子を「理想を超えた存在」「女神様」とご執心であり、本編・番外編問わず夢子に絡んでは袖にされている。それでもなんだかんだと言って多少は構ってもらえていたのだが、蟲喰恵利美との「指切りギロチン」勝負で最後に残った紐を2本とも切ってギャンブルを台無しにしてしまったために夢子を完全に怒らせてしまい、決定的な絶縁を申し渡されてしまった。 尚、自分が傷つく、死ぬ事に対する快感から彼女はマゾヒズムの傾向があるが、本人曰く「単純な痛みや拷問はもう卒業したぜ」らしく、また無視されるのは耐えられない模様である。 【声優】
伊瀬茉莉也 【作品】
賭ケグルイ××(第2期) 【Youtube動画】
– 【更新日付】
2020/08/30 12:53:17