シーブック・アノー
【名前】
シーブック・アノー 【紹介】
コロニー「フロンティアIV」のフロンティア総合学園工業学科に通う普通の高校生であったが、宇宙世紀0123年3月16日のクロスボーン・バンガード(CV)による襲撃に遭遇し、友人達と共に避難した先のコロニー「フロンティア」において練習艦スペース・アークで整備されていたモビルスーツ、ガンダムF91のパイロットとなり、クロスボーン・バンガードと戦うことになる。 家族構成は、父「レズリー」、母「モニカ」、妹「リィズ」の四人構成。
母はサナリィに所属するバイオコンピューターの研究者であったが、仕事人間のモニカは家に帰らないことが多かった。
父は金属工学の権威だったが、家族の傍に居る為に溶接工の仕事をしている。
自分と妹は、母に対してわだかまりがあるが、リィズが母から教わっていたあやとりの技が、F91起動の鍵となった。 若さゆえの失敗や脆さを見せることもあり、MS戦による火花を「宇宙を乱す物の怪」と表現するなど、感受性の鋭さを思わせる台詞も随所にあった。
優れた素養を持つニュータイプであることは、歴代のガンダムパイロットと変わりなく、人手不足からやむをえず搭乗することになったF91での初戦闘で、大きな戦果を挙げる。 その後の消息については、『F91』の10年後の物語として語られている。
空白の10年について作品として語られてはいないが、宇宙世紀0128年のバビロニア・バンガードの事故で、公式にはクラスメイトのセシリー・フェアチャイルド共々死亡した事になっている。
この事故の真相は、彼らを危険視していた木星帝国のテロのようである。 これによりセシリーは、再びベラ・ロナとして宇宙海賊クロスボーン・バンガードを興し、木星帝国の脅威に対し立ち向かう決意を固めるが、シーブックも共にクロスボーンガンダムX1を駆り、木星帝国と戦っている。
その際、公的に死んだ事になっていたことから、彼も「キンケドゥ・ナウ」と名乗ることとなる。
しかし、実際にはセシリーが「ベラ・ロナ」に戻った事から、それに付き合うために名乗ったというのが真相だったようである。 演じる辻谷耕史氏は、ゲーム『SDガンダム G-GENERATION F』で初めてキンケドゥ・ナゥを演じた際、現場で教えられるまでキンケドゥがシーブックと同一人物だと知らず、「知っていればもっと役作りが出来たんだけれども」と収録した自分の演技にやや不満が残っていたことを自身のサイトで公開していた日記で告白している。 富野由悠季氏は「いい子」、安彦良和氏は「ふつうの子」と評している。
歴代ニュータイプの中でもメンタル面では安定している人物。 いろんな意味で有名なコミックボンボン版ではアホの子…もとい熱血少年として描かれている。握り飯の具に拘りを見せる、たくあんの漬かり具合に文句を言う、など和食派のような描写も。 【声優】
辻谷耕史 【作品】
劇場版 機動戦士ガンダムF91 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Ty-raKkmtUY 【更新日付】
2020/08/30 14:46:32