十鬼蛇王馬
【名前】
十鬼蛇王馬 【紹介】
ケンガンアシュラの主人公。獣のような目とワカメヘアーがトレードマークのイケメン。古代のギリシャ像のような、美の観点から見ても最高レベルの肉体を有している。 一代で途絶えたと言われていた謎の武術「二虎流」の遣い手で、二虎流を知る者からは「二虎流を継ぐ者」とも呼ばれている。 普段は茫洋とした雰囲気だが、常人ではその気配で委縮してしまい、彼の問いかけには凄まじいまでの圧がこもる。
その内実は傲岸不遜な性格で、己の最強を信じて疑わない。基本的に戦い以外のことに興味を示さず不必要なことは冷めた態度で流し、強者と邂逅すれば好戦的・挑発的な態度を隠さない。
また自身の過去や二虎流に絡むことで何らかの因縁を持っており、それに触れられると激昂して男はおろか女相手でも胸ぐらをつかむような、粗暴で精神的に不安定なところも多く見られた。 架空の無法地帯「中」の出身であり、拳願絶命トーナメントの半年前から廃墟に住んで巨大な猪などの動物を仕留めたりゴミを漁って生活するなど、野性味溢れる生態を持っている。そのため社会常識はないが、なぜかVシネマは見ており、ジョーノー金(上納金)、ケーヒ(経費)などの偏った知識は持っている。
また人の名前をフルネームで呼ぶ癖があり、加えてカタカナで名前が表記される(例外は自身の師である十鬼蛇二虎と、仇敵と言える桐生刹那)。
他にもチョーナン(長男)、シンソーシンリ(深層心理)など、名詞がカタカナになることがしばしある。 と、上記のような粗暴な野蛮人のようなイメージから、言葉が不自由だったり、頭が悪い男に感じることもあるかもしれないが、意外と語彙力は人並みにあり、戦いを言葉だけで多彩に描写できるほか、皮肉もいっちょ前に言うことができる。
また自分が闘う上での駆け引きや洞察力、機転にも長じており、かなりの頭の良さを見せている(並み居る猛者の中では王馬は小兵の部類に入るため、優れた駆け引き無しにはここまでの強さを手に入れることはなかっただろう)。 人の心やスジもきちんとわかっているようで、礼も王馬なりにだがちゃんと言える。特に世話役・雇用主(そしてメインヒロイン)の山下一夫に対しては終始優しく、彼が的はずれなことを言ったり酒でグダを巻いたり怒鳴ったりしても、決してそれに対して怒りはしなかった。
ただし闘いや二虎流絡みにおける言葉の激しさや豊富さに比べると、闘技者以外の一般人との日常会話ではやや言葉少なめでぶっきらぼうになりがちなところがあり、その辺りのギャップも魅力の一つである。 加えて物語を通じての性格の変化という面も大きく、山下や他の闘技者とも接する内にだいぶ性格が柔らかくなっている。二虎流絡みの因縁に自分の中で決着をつけて以降は相手の強さを認めたり、詫び・慰めも言えることができたりと人間的成長を見せており、「傲岸不遜」とは言えなくなっていった。 特有のフェロモンを持っているようで、女はもちろん男にもモテる天然タラシっぷりを見せる。
序盤は秋山楓に向かって「もしかして、オレに抱かれたいのかい?ん?」「強い女は嫌いじゃねぇよ」などとプレイボーイさながらのおちょくるような発言をしていたが、拳願絶命トーナメントの予選が終了した直後からは呉迦楼羅に「子を作ろう!」と言われて無言で逃げ出したり、キャバ嬢に囲まれておっぱいを押し付けられても嬉しくなさそうな顔をするような、ウブなキャラにガラッと変わっている(なお「抱かれたいのかい」発言は、後に二虎の「常に女を口説けるくらいの余裕は持っておけ」という教えで一応の理由付けがされている。「中」にいたので男女の営みで何をするかは理解しているが、王馬自身は異性に対する興味が芽生えておらず二虎の言葉を守って彼の真似をしているだけなのだろうと思われる)。 プロフィールにあがっていないが肉がとにかく好きで、山下と会う度に「まずメシ食おうぜ」と言って肉を食らっており、トーナメント初戦前に山下に言い残した言葉も「優勝祝いは肉で頼むぜ♪」であった。
旨い肉を食えると知れば高級店であろうが旨い店の場所がどこであろうが、躊躇せずに大皿で肉を喰らい尽くす。 【声優】
鈴木達央 【作品】
ケンガンアシュラ 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=laAq30ByTk8 【更新日付】
2020/08/30 17:39:18