Anipedia(アニペディア) > キャラクター > マルコ・ボット
array(1) { [0]=> array(9) { ["id"]=> string(4) "8494" ["name"]=> string(21) "マルコ・ボット" ["img"]=> string(12) "8494_img.jpg" ["desc_txt"]=> string(4345) "以下にネタバレあり マルコの死には謎が多い。 まずトロスト区の防衛戦が終わり、エレンの巨人化が判明した時にはマルコは生きていた。 その後トロスト区奪還作戦の際に巨人に半身を食われ死亡したと思われるが、遺体で発見された時に、兵士であれば肌身離さず装備している筈の立体起動装置を所持していなかったという不自然な点があった。 後にマルコの立体機動装置をアニが持っていた事が判明。アニはアルミンに持っていた理由を問い詰められた時に、拾ったものだと話している。 またアニメでは原作者からマルコの死の真相を聞いた上で製作されており、巨人化したエレンが開閉扉を岩で塞ぐ瞬間までマルコは生きていた事が判明する。その生存が確認される最後のシーンでは、後ろを振り向いて何かを見たような描写があった。 そしてとうとう原作にてマルコが死んだ理由が判明するが、それはあまりにも残酷なものであった。 実はトロスト区奪還作戦中に、マルコは偶然にも近くにいたライナーとベルトルトの会話を聞いてしまった。 「いざとなったら俺の巨人で何とかする」 「せっかく空けた穴が塞がれてしまう」 その内容の衝撃さに、マルコは思わず何の話をしているのかと二人に声をかけてしまった。 今の話は冗談だと言うライナーの言葉を受け取り、マルコは作戦を続行するために逃げるように立体機動でその場を飛び立つ。しかしマルコはあの話は冗談などではなく、エレンが巨人化できるなら超大型巨人たちの正体も人間であり、ライナーとベルトルトが人間の姿をした敵の巨人であるという事に勘付いてしまった。 そしてライナーも、察しの良いマルコを誤魔化すことはできないと悟っていた。 報告される事を恐れたライナーに押さえつけられたマルコは、近くを通りかかったアニに助けを求めるも、ライナーとアニのやり取りからアニもまた彼らの仲間であることに気付く。 そしてマルコを手にかけることをためらうアニに対し、ライナーは壁内人類への敵意を示す証明としてマルコの立体起動装置を外して奪い民家の中に投げるようアニに言い放ち、それに泣く泣く従ったアニによってマルコの立体起動装置は外され、巨人が近づいている事を確認した三人はマルコを残して飛んで行った。 「…何だよ 何で…そんなに…急ぐんだよ」 「まだ…ちゃんと…話し合っていないじゃないかぁあああ」 マルコはジャンが語ったような「人知れず死んだ」のではなかった。 しかしその死は三年間仲間として過ごした者たちに裏切られ、何故三人がそんなことをするのか理由を知ることもできないまま、近くに来た巨人に捕らえられ半身を食われるという、あまりにも絶望に満ちた最期であった。 三人にとってもマルコを殺したことは目的のためとは割り切ることはできず、アニとベルトルトは巨人に食われるマルコを泣きながら見つめ、ライナーは良心の呵責ゆえに「マーレの戦士の自分と104期生兵士の自分」という心の分裂を決定的なものにしてしまった。 しかし後にベルトルトはその出来事によって、マルコを殺した時に味わった地獄を自分自身の手で終わらせることを決意し、かつての仲間達を躊躇いなく殺すことを決断した。 そして三人がマルコから奪った立体起動装置は、彼の死から一月後にアルミンたちに三人の正体を示す事となる。 原作で上記の経緯が明かされたのはウォールマリア奪還作戦の際のベルトルトの回想(原作19巻)だが、アニメでは第2期にてエレン奪還戦の段階(原作10巻に相当)で一部のみではあるが回想されている。" ["contents_id"]=> string(3) "703" ["actor_id"]=> string(3) "135" ["youtube_url"]=> string(1) "-" ["date"]=> string(19) "2020/08/30 20:32:29" ["deleted_flg"]=> string(1) "0" } }

マルコ・ボット

この記事をシェア
Twitter
facebook
はてぶ
LINE
【名前】 マルコ・ボット 【紹介】 以下にネタバレあり マルコの死には謎が多い。 まずトロスト区の防衛戦が終わり、エレンの巨人化が判明した時にはマルコは生きていた。 その後トロスト区奪還作戦の際に巨人に半身を食われ死亡したと思われるが、遺体で発見された時に、兵士であれば肌身離さず装備している筈の立体起動装置を所持していなかったという不自然な点があった。 後にマルコの立体機動装置をアニが持っていた事が判明。アニはアルミンに持っていた理由を問い詰められた時に、拾ったものだと話している。 またアニメでは原作者からマルコの死の真相を聞いた上で製作されており、巨人化したエレンが開閉扉を岩で塞ぐ瞬間までマルコは生きていた事が判明する。その生存が確認される最後のシーンでは、後ろを振り向いて何かを見たような描写があった。 そしてとうとう原作にてマルコが死んだ理由が判明するが、それはあまりにも残酷なものであった。 実はトロスト区奪還作戦中に、マルコは偶然にも近くにいたライナーとベルトルトの会話を聞いてしまった。 「いざとなったら俺の巨人で何とかする」 「せっかく空けた穴が塞がれてしまう」 その内容の衝撃さに、マルコは思わず何の話をしているのかと二人に声をかけてしまった。 今の話は冗談だと言うライナーの言葉を受け取り、マルコは作戦を続行するために逃げるように立体機動でその場を飛び立つ。しかしマルコはあの話は冗談などではなく、エレンが巨人化できるなら超大型巨人たちの正体も人間であり、ライナーとベルトルトが人間の姿をした敵の巨人であるという事に勘付いてしまった。 そしてライナーも、察しの良いマルコを誤魔化すことはできないと悟っていた。 報告される事を恐れたライナーに押さえつけられたマルコは、近くを通りかかったアニに助けを求めるも、ライナーとアニのやり取りからアニもまた彼らの仲間であることに気付く。 そしてマルコを手にかけることをためらうアニに対し、ライナーは壁内人類への敵意を示す証明としてマルコの立体起動装置を外して奪い民家の中に投げるようアニに言い放ち、それに泣く泣く従ったアニによってマルコの立体起動装置は外され、巨人が近づいている事を確認した三人はマルコを残して飛んで行った。 「…何だよ 何で…そんなに…急ぐんだよ」 「まだ…ちゃんと…話し合っていないじゃないかぁあああ」 マルコはジャンが語ったような「人知れず死んだ」のではなかった。 しかしその死は三年間仲間として過ごした者たちに裏切られ、何故三人がそんなことをするのか理由を知ることもできないまま、近くに来た巨人に捕らえられ半身を食われるという、あまりにも絶望に満ちた最期であった。 三人にとってもマルコを殺したことは目的のためとは割り切ることはできず、アニとベルトルトは巨人に食われるマルコを泣きながら見つめ、ライナーは良心の呵責ゆえに「マーレの戦士の自分と104期生兵士の自分」という心の分裂を決定的なものにしてしまった。 しかし後にベルトルトはその出来事によって、マルコを殺した時に味わった地獄を自分自身の手で終わらせることを決意し、かつての仲間達を躊躇いなく殺すことを決断した。 そして三人がマルコから奪った立体起動装置は、彼の死から一月後にアルミンたちに三人の正体を示す事となる。 原作で上記の経緯が明かされたのはウォールマリア奪還作戦の際のベルトルトの回想(原作19巻)だが、アニメでは第2期にてエレン奪還戦の段階(原作10巻に相当)で一部のみではあるが回想されている。 【声優】 逢坂良太 【作品】 劇場版「進撃の巨人」前編 ~紅蓮の弓矢~ 【Youtube動画】 【更新日付】 2020/08/30 20:32:29
ページのトップへ