ナランチャ・ギルガ
【名前】
ナランチャ・ギルガ 【紹介】
第5部「黄金の風」に登場する、ギャング組織「パッショーネ」の一員。
おうし座生まれの17歳。 10歳の時に母メーラを亡くし、父は庭師で仕事には熱心だったのだが、我が子に無関心なタイプだったために折り合いが悪かった。12~3歳の頃になると、学校にも行かず友人の家で外泊する生活を送っていた。そうした境遇のため、「この世で一番大切なものは友情」だと、この頃のナランチャは信じていた。
だがある日、親友と思っていた仲間に身代わりに仕立て上げられ、強盗の濡れ衣を着せられて少年院送りになってしまう。 出所する際に母と同じように目の病気を患っていたが、逮捕された後に取り調べで何も喋ろうとしない態度に腹を立てた警官に殴られた怪我がなかなか治らなかった上に、感染症がこじれたものだった。
ところが、濡れ衣を着せた親友は「ナランチャの目の病気は母親譲り」というデマを流し、それを鵜呑みにした仲間達は「ナランチャと付き合うと病気がうつる」と手の平を返して彼を避けるようになってしまった。
そのナランチャ自身も暗示にかけられたがごとく、「自分も母と同じように目の病気で死ぬ」という恐怖に取り憑かれ、信じていた者に裏切られ、行き場所すら失って浮浪者となっていた。15歳になった頃、残飯を漁り飢えを凌いでところを少年に拾われ、彼の仲間から食事と手厚い看護を受けた。 少年の仲間「ブローノ・ブチャラティ」の人情に感じ入ったナランチャは『(自分の子供に無関心な親御がいる)家には帰りたくない・・・俺をあんたのところで仕事をさせてほしい』と願い出るが、激怒したブチャラティに突っぱねられてしまう。しかし、「命の危険が伴うギャングの道に進もうとした自分を親よりも真剣に叱ってくれた」彼に憧れ、恩に報いるためにブチャラティに秘密で組織に入団したのである。
この経緯は、シチュエーションは多少違えど、ジョルノと恩人のギャングの関係によく似ている。
なお、組織に入団する前に一度自宅へと戻り通学するものの、父との関係が修復不可能となっていた。 護衛チームの中では、皆がセカンドネームで呼び合っているのに、なぜか彼だけがファーストネームで呼ばれている。ジョルノは物語の主人公であり、組織の新入りという事で別扱いと考えても良いが、ナランチャの場合は親しみなのであろうか? ボスの本当の目的を知り、【トリッシュの護衛】を独自に続けようとするブチャラティ一行についていく時に彼女と自身の境遇が重なり 『俺も一緒に行く! 俺に「来るな」と命令しないでくれ!! トリッシュは・・・(信じる者に裏切られた時の)俺なんだ! トリッシュの腕の傷は、俺の傷だ!!』と自らトリッシュの護衛に同伴する決意をする。 ブチャラティ一行について行き、ヴェネツィアにてボスの親衛隊のメンバーであるスクアーロとティッツアーノの攻撃を受けるが戦闘センスを発揮させて撃退、無事にヴェネツィアを脱出し飛行機に乗りサルディニア島に到着。 ボスの手がかりを掴むために、エアロスミスで周囲を警戒していた時に自分達にメスを投げてきた者を撃退に成功する。 【声優】
山下大輝 【作品】
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(第5部) 【Youtube動画】
https://www.youtube.com/watch?v=uw2gV-oa1pQ 【更新日付】
2020/08/30 21:03:16