ガウリイ=ガブリエフ
【名前】
ガウリイ=ガブリエフ 【紹介】
CV:松本保典 リナ=インバースの相棒。原作の本編でリナと共に物語全般に登場する唯一の人物。
かつて、魔獣ザナッファーを倒した「光の剣の勇者」の末裔で、超一流の天才剣士。
職業はフリーの傭兵だが本人ですら時々忘れかける。 身長182cmの長身長髪、金髪碧眼のイケメンであるが、戦闘以外は万事に疎く物事には拘らない。リナと同等以上の大食い。ゼルガディスからは「ダンナ」と呼ばれる。
ガウリィのトレードマークのような青い鎧は巨大なシーサーペントの鱗を加工した物らしい。
腕前は門の間を通して閂を切断したり、剣の上に乗せたコインを瞬断するほどのものであり、それなりに腕が立つリナですら「何をやっているのか目で追えない」と言わしめるなど、おそらく作中でも最強ランク。その他にも菱の実を指で弾き離れた敵を攻撃するなど結構芸達者な人物。
体力はトロルやオーガに喩えられるほど高く、実際それらの巨体と怪力を持つモンスターを何の魔法的能力も使わず剣一本で仕留めたりバーサーカーを拳で倒したりする、アニメではデコピン一発でサーベルタイガー型獣人の牙をへし折るなど完全に人間離れしている。
勝率に関してはそれなりに高く、倒した敵の数は多い方。反面、格上相手のかませ犬的扱いを受けることも少なくない。 性格は生真面目かつ実直で鷹揚な人物だが、場の空気を読まなかったり、天然な上とぼけた所がありピントのズレた発言をしては周囲に嘆かれる。リナ曰く、「脳みそキクラゲ」「頭蓋骨の中にパスタが入っている」「クラゲ頭」「スケルトンと知恵比べしてタメ張れる」「オーガの体力にスライムの知能」等。
しかし感覚は人間のレベルを超えており、リナでさえ気づかなかったゼロスの正体を、出会った当初から見抜いていたと、しれっと衝撃の告白をしてゼロスさえも含めたその場全員を驚かせた。
打算抜きにしても正義感は強く、14巻では自分たちが引き起こした惨事に目を向けようともせず責任転嫁し合う魔導協会の幹部に対し、短気なリナよりも早く鉄拳制裁をくらわして目を覚まさせている。 原作一巻では、リナが盗賊の逆襲に遭っている時に勝手に救いに来たが、「いい女かと思ったらドングリ目のペチャパイのチビガキじゃねーかよ」と滅茶苦茶落胆し、たまたま行き先が一緒だったため保護者代わりに付いてきた。このセリフから察するに、どっかの乳しかとりえのないねーちゃん辺りが好きな外見の可能性があるが、ゲーム版や角川つばさ文庫版でその乳しかとりえのないねーちゃんと出会った際にはリナの母親と勘違いしてコブ付き呼ばわりしたくらい(リメイク版ではリナは12歳と原作より幼い)で特にこれといって絡んでもいない。 前述の通り、出会った当初は小柄なリナの「保護者」のつもりでいたが、一連の出来事を共に潜り抜けていく内に、互いに信頼する良きパートナーとなったようだ。(恋愛感情は不明。それ以前に脳の中身が危ぶまれている)
メタい事を言うならば、作中の世界観を読者に理解させるため、読者と同じく独自の観念や知識に対して無知であるキャラクターが求められ、常にリナ(要するに「知っているのか雷電」「そういえば聞いたことがある」ポジションになる)と行動を共にするガウリイがその役割を背負うことになった。
天然ボケで物を知らないという特徴も、その魔法に関して無知であるという部分がどんどん発展していったもので、それに伴い性格も初期から変化していった経緯がある。 あらいずみるい作「スレイヤーズ」では、湯上り姿のリナのバスタオルをずり下ろして乳首をさらけ出し、「やっぱり胸が小さい」と評するなどかなり失礼なことをしている(言い換えればリナを性的な目で見ていないということだが……)。最終話では、ガウリイをモノにしようとしたお嬢様に洗脳されリナに立ちはだかるが、容赦ない魔法の数々でズタボロにされた。エンディングではガウリイを助けたことで光の剣をねだっていたが、洗脳されていた時の記憶は「きっちり」残っており、へそを曲げたガウリイの機嫌をリナが取るという珍しいオチが展開された。 原作1巻の直前を描いたすぺしゃる21巻の外伝小説「刃の先に見えるもの」では主人公を務め、態度のデカい雑貨屋の親父と共に魔族と闘う。
本作終盤では盗賊に追われる少女を助けようとするが、その少女はどことなく武器屋の親父と似ており…。 劇場版スレイヤーズ第一作ではガウリイに良く似た光の剣の所有者ラウディが金髪碧眼のエルフ・メリルーンと共に登場。しかしガウリイと直接の関係があるのかは語られなかった。 ガウリイの話でのみ登場する婆ちゃんと関係があるかどうかは不明。 【声優】
松本保典 【作品】
スレイヤーズ EVOLUTION-R(第5期) 【Youtube動画】
– 【更新日付】
2020/08/30 21:38:55